圃場属性
| 圃場 | FIELD003(点検用圃場) |
| 作物 | 点検用テスト作物 |
| 時期 | 播種時 |
| 採土日 | 2026年3月3日 |
| 採土法 | 5点法 |
| 採土者 | 採土 たろう |
| 分析依頼日 | 2026年3月13日 |
| 報告日 | 2026年3月20日 |
| 分析機関 | 川田研究所 |
| 分析番号 | 2606103 |
化学分析と物理性(9ブロック)の診断結果
物理性
- 良好: 1,500.0kPa以下
- 注意: 1,501〜2,500.0kPa
- 不良: 2,501kPa以上
※数値は5点平均硬度(kPa)
圃場硬度分布(3Dプロット)
総合判定(pH・ECの相関)
サマリ: pH・ECともに適正範囲内です。良好な状態を維持してください。
項目別詳細(圃場単位)
窒素・EC関連
塩基類関連
リン酸関連
土壌ポテンシャル関連
化学分析結果の見方
分析項目の単位の多くは mg/100g です。これは作土を10cmとした場合、1反(10a)あたり何kgの成分が含まれているかを表します。 (例:石灰 300mg/100g = 1反あたり300kg)
EC、pH: EC(電気伝導率)は肥料の残留量と密接に関係します。EC 1mS/cmの場合、硝酸態窒素が約20mg/100g残留していると言われます。 高pH低ECは石灰過多、低pH高ECは窒素過剰など、バランスの把握に重要です。
CEC(陽イオン交換容量): 土が肥料(陽イオン)を保持する力を表します。数値が大きいほど保肥力が強く、肥料切れしにくくなります。
塩基類及び飽和度: CECに対して石灰・苦土・加里がどの程度入っているかを表します。合計(塩基飽和度)が100%を超えると保持しきれない肥料が流亡しやすくなります。 CEC 20以上なら80%、15未満なら100%以上を目安にします。
リン酸(P2O5)と吸収係数: 土壌によってリン酸の効きやすさが異なるため、吸収係数の5〜10%を施すのが適正とされます。 過剰なリン酸はアブラナ科の根瘤病リスクを高める可能性があります。
窒素類・微量要素: アンモニア態窒素(NH4-N)は5mg/100g以下、硝酸態窒素(NO3-N)は15mg/100g以下が目安です。 鉄(Fe2O3)は0.8%以下で酸素不足リスク、ケイ酸(SiO2)は10mg/100g以下で倒伏リスク、腐植は3%以上が適正値です。
マンガン(Mn)、ホウ素(B): マンガンは光合成、ホウ素はカルシウム吸収等に関係します。欠乏すると生長点が枯死する等の障害が起きます。 有効態ホウ素が6ppmを超えると発芽阻害が起こりやすくなります。
分析法一覧
| 項目 | 分析法 |
|---|---|
| EC | 白金電極法 |
| pH(H2O) | ガラス電極法 |
| CEC | Schollenberger変法 |
| 石灰/苦土 | 原子吸光法 |
| 加里 | 炎光法 |
| 項目 | 分析法 |
|---|---|
| 可給態リン酸 | トルオーグ法 |
| アンモニア態窒素 | V.9.B.b法 |
| 硝酸態窒素 | 紫外分光法 |
| 腐植 | 熊田法 |
| リン酸吸収係数 | V.17.A法 |
専門家評価
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土壌採取・送付方法(化学分析)
- 1. 採取時期: 前作の収穫後、かつ次作の施肥前(4週間以上前)が理想的です。
- 2. 採取場所: 圃場を代表する複数箇所(5箇所など)から同量を採取し、バケツ等でよく混合してください。
- 3. 採取深さ: 表土の残渣等を除き、作土層(0〜15cm)を柱状に採取します。
- 4. 風乾: 直射日光を避け、風通しの良い日陰で「白乾」するまで乾燥させてください。
- 5. 送付: 礫や根を除き、約300gを送付用ジップロック袋に詰めて検査機関へ送付してください。
土壌硬度(物理性)の測定
- 1. 測定方法: 各ブロック(エリア)において、5箇所で貫入計測を行う「5点法」を採用しています。
- 2. 平均化: ブロック内の5箇所の測定値を深度ごとに平均化することで、そのエリアの代表的な硬度を算出しています。
- 3. グラフの見方: スパークライン(折れ線)は、左から右への深度(0〜60cm)に伴う硬度の推移を示しています。上方向が「硬い」状態を表します。
- 4. 目的: 硬盤層の有無や深さを把握し、サブソイラ等の物理性改善や根張りの予測に活用します。